今や新日本プロレスに欠かせない存在のロッキー・ロメロ。
レスラーとしてだけでなく、NJPW of Americaのショー&タレント担当副社長として大きく貢献している彼は、新日本にとっての財産です。しかし、彼が新日本から去り、あの団体と契約する可能性があったそうです。
Fightfulによるインタビューの中で、彼はルチャ・アンダーグラウンドと契約寸前の状態になったことを語りました。
ほとんどサインしそうになったんだよ。彼らとよくやり取りしていた。あの時、俺は新日本と契約していなかったと思う。再契約しようとしていたか、契約と契約の狭間だったのかな。
TVのエージェントを通して、オーディションに行くという連絡を受けた。書類を送ってもらったとき、「ああ、これはプロレスの番組だ。ああ、これはルチャ・アンダーグラウンドだ」と思ったよ。
彼は俺のオーディションを非常に気に入ってくれた。プロレスとはあまり関係ないモノローグもやったんだよ。俺はダリオ・クエトの役でオーディションを受けた。向こうからの連絡はこんな感じだったね。「あなたのオーディションにとても興奮しました。我々は寺院を建設するつもりで、あなたは寺院の周りにいることになります。すべてのショットの背景にいるのです」。
どういうストーリーのアイデアだったかというと、シーズン2で、俺の家族が寺院を所有していて、ダリオが俺の家族から寺院を奪ったことになっており、俺はダリオとその手下たちと抗争することになる、というものだった。でも、これは本来のルチャ・アンダーグラウンドのコンセプトとは異なるんだよね。
異なるコンセプト、そして契約内容が問題だった。良いエージェントがいてよかったよ。「これにサインすると、今後7年間はある意味で拘束されてしまうかもしれない」とアドバイスされたんだ。俺は「うーん、わかった。やめよう」と言った。
(Fightful)