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【AEW】極悪副社長ヤング・バックスがクリストファー・ダニエルズを「解雇」。「俺はAEWにいられて幸せだった。まさかお前らにクビを切られるとは…」

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極悪ぶりに磨きがかかっているThe Eliteのヤング・バックス。

AEWの副社長という権力を笠に着て暴れまわっている2人は、Dynamite最新回でクリストファー・ダニエルズ&マット・サイダル組と対戦。見事に試合に勝利した後、なんとダニエルズにクビを宣告しました。

タレント・リレーション部門のリーダーとして、トニー・カーン社長率いるクリエイティブ・チームの一員としてAEWに大きく貢献してきた”The Fallen Angel”。TNAやROHなどで残した実績は目覚ましいものがあり、特に2000年代にTNAでAJスタイルズやサモア・ジョーと何度も繰り広げた非常にレベルの高いスリーウェイ・マッチはプロレスの歴史に残る名勝負です。そんな彼を解雇するとは…。

番組終了後、ダニエルズは涙ながらに状況を語りました。

俺、人生を通じて、プロレスラーであることを誇りに思っていた。プロレスが大好きだったけど、それがしんどい仕事だってことも分かってた。ずっと安定を求めてたんだ、自分のためじゃなくて、妻や娘、息子のためにね。

TNAやROH……。いろんな団体で活動してきたけど、その安定や基盤、確実な安心感はいつも手の届かないところにあった。でも、キャリアの終わりが近づいた頃に、AEWが現れたんだ。マットとニック・ジャクソンが俺を誘ってくれて、設立初日からここにいることができて、本当に幸運だった。やっと妻や娘、息子に「もう大丈夫だよ」って言えるようになったんだ。

一瞬でこの仕事を奪われることもある。そういう世界だということは分かっていたけど、まさかマットとニックが俺の仕事を奪うとは思わなかった。だから……マット、ニック、お前たちがクソみたいに幸せであればいいけどな。この野郎!

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