WWEでは、多くの優秀なタッグチームがしのぎを削り合ってきました。団体に大きく貢献したチームの名前は数え切れないほどあります。
しかし、その一方で、まずタッグチームとして台頭した選手がその後シングルプレイヤーとしてトップレベルの存在になった…というケースは決して多くありません。最近のWWEでは元ウーソズのジェイ・ウーソがシングルプレイヤーとしてプッシュされていますが、「団体の顔」にまで飛躍できるかは疑問が残ります。
WWE殿堂入りレスラーで、名タッグチーム「ダッドリー・ボーイズ(チーム3D)」で活躍したブリー・レイ(ババ・レイ・ダッドリー)は、Busted Open Radioで「タッグの選手からトップレベルのシングルプレイヤーへ台頭した例がショーン・マイケルズやブレット・ハート、JBL、エッジ(アダム・コープランド)などわずかだ」とを指摘。その上で、ジェイの将来を予想しました。
WWEがジェイ・ウーソのことを「The Guy」とか、世界ヘビー級王座のチャンピオンにふさわしい存在だと思っているかどうかはわからない。
それを実現するためには、俺たちはウーソズのことを考えるのを辞めなければならない。WWEはかなりいい仕事をしてると思うよ。ジミーとジェイを考える時、もうウーソズではなくBloodlineを思い浮かべるようになっただろ?
しかし、レイは、「WWEはジェイをある程度までしかプッシュせず、最終的にはウーソズに合流するだろう」と予想。タッグとしての輝かしい実績は、ジェイの今後のキャリアにどのような影響を与えることになるのでしょうか。
(Wrestling Inc)
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