ワイアット・ファミリーのメンバーとして共に戦ったブレイ・ワイアットとルーク・ハーパー(ブロディ・リー)の死は、エリック・ローワンを叩きのめしました。
ほんの数年の間に兄弟とも呼べる存在を2人も失った彼は、2020年以来約4年ぶりにWWEへ復帰し、ワイアットの影響を非常に強く受けるユニットWyatt Sicksへ合流。今後、彼が暴れ回る姿をたくさん目にすることになるでしょう。
最近公開されたビデオメッセージの中で、彼はワイアットやハーパーの死について、次のように語っています。
ここ数年は、本当に、本当に辛かった。かつて、俺にはファミリーがいた。俺たちは無敵で、離れ難く、常に互いの味方だったよ。そしてある日、世界が変わってしまった。
(ハーパーの死を乗り越え)やっと全てがうまくいくと思った矢先、もう一人の兄弟も…彼もいなくなってしまった。
もう家族はいない。なんの意志もない。井戸に落ちてしまって、出られなかった。出たくもなかったよ。なぜ出たいと思うだろうか? 昏睡状態のような感じで、動けなかった。全てに対して、世界に対して無感覚になってしまった。そんな俺のことを、誰が気にかけてくれるだろうか? 俺はただのローワンだ。
(Wyatt Sicksについて)俺たちは、傷ついた心で美しいアートを作るんだ。
💜💜📼 pic.twitter.com/3iAFxX16ch
— WWE (@WWE) July 16, 2024
あわせて読みたい
【AEW】サンダー・ロサがステファニー・バッケルWWE入団のゴタゴタを語る。「WWEのやり方はともかく、決断したのは彼女」
ステファニー・バッケルがWWEとの契約を決断するまでの流れは、一部から批判の対象になっています。 CMLLのタイトルを複数保持し、新日本プロレスファンタスティカマニアのアメリカ大会...
WWEから退団した選手がWWE時代のリングネームを名乗り続けることが許されるようになったという報道が否定される
⬛︎追記(2024/07/16 19:55) FightfulとPWInsiderは、本文の内容を「何の根拠もない話だ」と完全否定しています。WWEとリングネームについての正しい情...