【WWE】ザ・ロックがハルク・ホーガンを追悼「憧れのヒーローと戦えたことを忘れないよ。会場を満員にしてくれてありがとう」

世界中の子供たちにとってあなたはヒーローだった。自分もその一人だった。

1984年、マディソン・スクエア・ガーデンのロッカールームで、あなたにヘッドバンドを返したんだ。あの夜、あなたはポール・オーンドーフとメインイベントで戦っていた。投げ入れた最後のヘッドバンドを自分がキャッチしたんだけど、それを返したことで、あなたは驚きつつとても喜んでいたね。「もう同じものは作れないところだった」と言われたのを覚えているよ。

その時の約束通り、1ヶ月後のMSGで俺専用のヘッドバンドをプレゼントしてくれた。12歳の自分には一生忘れられない体験だったな。

29歳になった俺は、子供の頃のヒーローとレッスルマニアのリングで向かい合うことができた…。あの夜の歓声と熱気は、一生忘れられないよ。ロック・ボトムを返した時の大歓声は、すべてあなたへ向けられたものだ。

あの歴史的な世代交代）の夜、実際に会場を満員にしたのは間違いなくあなたのちからだった。全盛期のあなたは、全米の会場を連日ソールドアウトにしてきた、史上最高のレスラーだ。

このクレイジーなプロレス界を代表して、心の底から…ありがとう。兄弟、会場を満員にしてくれてありがとう。安らかに、テリー・ボレア（ハルク・ホーガン）。