All Inで行われたカジノ・ガントレットマッチにサプライズ出場したナイジェル・マッギネス。
2000年代のインディシーンでブライアン・ダニエルソンらと激闘を繰り広げ、多くの名勝負を生み出した彼は、度重なる脳震盪や肝炎などが原因で2011年に現役を引退。WWEやAEWでカラーコメンテーターとして働いてきました。13年ぶりのリングインを果たしたのは奇跡のようなものです。相変わらずめちゃくちゃかっこいい…。
WHAT?! NIGEL MCGUINNES IS IN THE CASINO GAUNTLET MATCH!
Order #AEWAllInLondon on PPV right now!
🔗 https://t.co/JlBXZPLNGj@McGuinnessNigel pic.twitter.com/XhLkAJwgtm— All Elite Wrestling (@AEW) August 25, 2024
AEWには、彼が現役時代にライバル関係にあったブライアンや、同世代のサモア・ジョー、クリストファー・ダニエルズなど、仲間たちが多く在籍しています。今後、彼がどの程度現役レスラーとして活動していくかは不明ですが、彼らとの再会にも期待してしまいますし、後輩たちにテクニックを見せつける彼の姿も見てみたいです。
出番を終えた後、彼はインタビューで復帰への思いを語りました。
今夜の出来事は、本当に長い時間がかかった。リングに上がるのは13年ぶり。会場のウェンブリー・スタジアムに来たのは32年ぶり(1992年開催のWWE・SummerSlam以来)だよ。この会場で、初めて「プロレスラーになりたい」と思ったのさ。13年前に引退してからは、その夢を諦めなきゃいけない時期もあった。でも、人生には得るものもあれば、前向きに考えなきゃいけないこともある。
All Inがウェンブリーで開催される。またあの会場に行けるって聞いた時、「もしかしたら…」って思ったんだ。今夜見てもらえたのは、その一部に過ぎないよ。地元の観客の前に立つ瞬間のことを、1年半も考え続けてきたんだ。まるで夢みたいだったな。本当に実現できたなんて、今でも信じられない。
ショーは終わった。全力は尽くしたけど、勝てはしなかった。それでも、この思い出は一生の宝物だよ。人生って、どうなるか分からないね。でも、一つ確かなのは、いつだって希望はあるってこと。それは証明できたな。
(Cultaholic)