インディシーンで相変わらずの存在感を放っているマット・リドル。
MLWを拠点に、新日本プロレスやAAAなど様々な団体に参戦中。WWEで人気選手として活躍していた彼ですが、2023年に解雇された後はテレビ番組で大々的に取り上げられるようなことはありません。
最新のインタビューで、彼はAEWやTNAといった規模の大きな団体へ参戦する可能性や、「テレビ番組に出ること」の考え方を語りました。
WWEから解雇された後、いろんなブッキングの依頼が来たんだ。ギャラさえ払ってくれれば、俺はどんな小さな会場でも構わない。人間らしく扱ってくれれば、ブッキングを受け付けるよ。誰かが何と言おうと、俺は一緒に仕事するのが大変な男じゃない。
TNAに関しては、一度トミー・ドリーマーと話したんだ。たくさんの日程の候補を送ってきてくれたけど、俺はもう予定がいっぱいで、なかなか都合が合わなくてね。まあ、いずれは参戦が実現するだろう。
でも、TNAには「この日は予約済みだけど、ここはどう?」って言ったら、それ以来返事がない。俺を起用したいんだろうけど、スケジュールの問題だと思うよ。
まあ、今のWWEとTNAの関係を考えると、もう俺に興味がないのかもしれないね。コラボをやってるところだし、コーディ・ローデスもTNAで何かやるみたいだしさ。ラスカルズやジョー・ヘンドリーもNXTにいる。やっとみんながヘンドリーを信じ始めたね。
AEWは素晴らしい団体だと思うよ。知り合いもたくさんいるし、仕事の仕方も好きだ。
でも、WWEをクビになった後、テレビに出なくなって楽になった部分もあってさ。俺は物議を醸すキャラクターだから、テレビに出ることで全てが大げさに取り上げられていたんだ。週に2、3日テレビに出るストレスは大きかった。プレッシャーやストレスは好きだけど、毎週二度も三度もやるのは多すぎだよ。
AEWに行って、もっと稼いで、そこそこのスケジュールで働くのが最良の答えだったかもしれない。でも、しばらくはまたテレビに出たくなかったし、注目されたくなかった。距離を置きたかった。インディーだけやりたかったんだ。
(Wrestling Observer)