プロレス界では、男女が対決するインタージェンダー・マッチと呼ばれる種類の試合が存在します。
インディシーンでは珍しくない試合ですが、大手団体でこうした試合が行われることはほとんどありません。WWEにはリア・リプリーやナイア・ジャックスのようにインタージェンダー・マッチに前向きな女性選手がいますが、もし彼女たちのインタージェンダー・マッチが実現するにしても、チャイナが実現したような「女性として男性のタイトルを獲得する」という偉業を成し遂げられるかどうかは分かりません。
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しかし、WWE殿堂入りレスラーのリタは、「そもそも、タイトルを男女で分ける必要はない」と考え、性別の境界線があいまいになっていくことを望んでいます。出演したイベントのパネルディスカッションで、彼女は「WWEの女子部門について変えたいこと」を語りました。
今や、女性選手たちは番組でかなり良い表現の場を得ているよね。ショーのほぼ半分を女性の試合やセグメントが占めることもある。
でも、私が見たいのは、性別を超えたやり取りがもっと増えることなんだ。タイトルが男性用や女性用である必要はないと思うし、単なるタイトルとして、誰かの肩を3秒間押さえつけた人がチャンピオンになる、あるいはその夜、誰かをタップアウトさせた人がチャンピオンになるというように、性別の境界線がさらにあいまいになることを望むよ。
可能性は低いかもしれませんが、もし実現すればクリエイティブの可能性が無限に広がることになるでしょう。
(Fightful)
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