2023年のForbidden Doorでの初対決以来、アメリカと日本のリングで2度対戦しているオカダ・カズチカとブライアン・ダニエルソン。
Forbidden Doorでの試合は、ブライアンが片腕を使えない状態で強烈なサブミッションを披露し、ギブアップを奪って勝利。2024年の新日本プロレス・レッスルキングダム18でのリマッチはオカダが意地を見せて勝利しました。
対戦成績は1勝1敗。AEW世界王座のチャンピオンであるブライアンは、タイトルを失ったらフルタイマーとしての活動を終了することになります。今後、2人が対戦するチャンスはそう多くないでしょう。
そんな中、ブッキングをもったいぶらないAEWトニー・カーン社長が決断を下しました。現地10月2日に放送されるDynamite放送5周年記念大会で、2人のシングルマッチが行われることが決まりました。
This WEDNESDAY, 10/2
Pittsburgh, PA
Wednesday Night #AEWDynamite
5-Year Anniversary
TBS, 8pm ET/7pm CTAEW World Title vs AEW Continental Title@bryandanielson vs @rainmakerXokada
On Dynamite’s 5-Year Anniversary, the Title-For-Title Fight #DanielsonVsOkada3 on TBS
WEDNESDAY! https://t.co/743Sf511Xe pic.twitter.com/JkJOJJOTtE— All Elite Wrestling (@AEW) October 1, 2024
ダブルタイトルマッチとして行われるこの試合は、ルールが変則的です。本来であれば、勝者は2つのタイトルを手にすることになります。しかし、ブライアンがオカダの持つAEWコンチネンタル王座を手にすることができるのは、試合開始から20分以内にオカダを倒した場合のみ。それよりも時間をかけてオカダを倒したとしても、ブライアンはAEW世界王座の防衛しか達成できず、コンチネンタル王座を手にすることはできません。
急に決まったドリームマッチ。2人には新たなストーリーを語る必要がない、これまでの関係性だけでファンはストーリーを理解する…。トニーはそう考えたのかもしれません。ブライアンに残された時間がわずかしかないということも影響しているでしょう。願わくば、もっとじっくりとストーリーを構築してほしかった……。