2000年代にROHで激しいライバル争いを演じ、多くの名勝負を生み出したブライアン・ダニエルソンとナイジェル・マッギネス。
ブライアンは2010年代にWWEでビッグスターは成長しましたが、キャリアにおける最大のライバルはマッギネスかもしれません。一方、マッギネスは病気や怪我により2011年に引退。その後はWWEでカラーコメンテーターを務めるなど、裏方としてプロレス界を支えていました。
2023年にAEWへ入団したマッギネスは、引き続きカラーコメンテーターとして働いていましたが、地元イギリスで開催された8万人規模の大会All Inをまた現役復帰への意思が強くなり、2024年のAll Inで奇跡の復帰。先日開催されたDynamite: Grand Slamで2人による15年ぶりのライバル対決が行われました。
マッギネスが現役復帰できると考えていたファンがどれだけいたでしょうか?この2人の対戦をまた見ることができたのは、まさに奇跡です。
ベラ・ツインズのPodcast番組に出演したブライアンは、マッギネスとの久々の対戦について次のように振り返りました。
ナイジェル・マッギネスと試合ができた。彼の現役時代を知らない人も多いかもしれないけど、俺たちはインディシーンで互いに成長を助け合ったんだ。
本当にクールで特別だったよ。13年間も試合していない人にしては、彼は素晴らしかった。とてもすごくて、クールで、特別だったね。
ショーの開催前に、ナイジェルが「娘と会ってもらえないか。俺たちが友達で、リングの上で本当に傷つけ合っているわけじゃないって分かってもらいたいんだ」って言ってきたんだ。彼がそう言った瞬間、「ああ、うちの娘のためにもそうすべきだったな」って思ったよ。
(Wrestling Observer)