プロレスラーがインタビューなどを受ける時、普段のテレビ番組やPPVで演じているギミックやアングルを守るかどうかは人それぞれです。
日本国外では、ギミックではなく「本当の自分」としてインタビューに応じ、プロレスの裏側について語る現役のプロレスラーたちが少なくありません。常にギミックを崩さない一部のレスラーは並々ならぬプロ意識で仕事に取り組んでいます。
WWE殿堂入りレスラーのアンダーテイカーの現役時代は、ギミックを守るためにメディアで話をすることは滅多にありませんでした。引退後はPodcast番組を始め、現在のプロレス界におけるあらゆる話題や現役時代の逸話を語っています。
【WWE】アンダーテイカーがプロレスの変化を語る。「ストーリーテリングが忘れられている。技は対立や物語を伝える道具に過ぎないんだよ」
常に進化を続けるプロレス界。特に、ここ10年程度の進化は目覚ましいものがあります。 試合の質が向上したことはもちろん、SNS時代ならではのストーリーの構築や、観客が海外のプロレス情...
【WWE】アンダーテイカー「アメリカン・バッドアスのギミックをビンス・マクマホンへ提案したのが一番緊張した瞬間だった。でも…」
プロレス界の歴史に名を残すビッグスターであるアンダーテイカー。 2000年、彼は「アメリカン・バッドアス」という新たなギミックをスタート。これまでとは異なるキャラクターはファンから...
そんな彼は、レスラーやメディアによるケーフェイ(演出、演技を指す隠語)を明かそうとする動きや、プロレス界の魔法を守ることについて、出演したPodcast番組でのブッカーTとの対談の中で批判的に語っています。
今や、我々のやっていることのすべてを明かそうとする動きがある。「魔法を守ろうとしている」なんて言われるけど、実際にはそうじゃない。すべてがオープンになってるじゃないか。プロレス業界とその本質に対する誇りが失われているんだよ。
確かに、現役のレスラーたちは素晴らしいパフォーマーで、すごいことができる。我々の時代よりも運動能力は高いよね。それはすばらしいことだと思うよ。
でも、全体的に見れば、大多数のレスラーたちにはプロレスラーとしての誇りが欠けているんだ。
(Fightful)
あわせて読みたい
【WWE】ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)がファンからの「レッスルマニア41に出ないの?」という質問に「くだらない噂は信じるな」
先日、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)とレッスルマニア41に関する衝撃的な噂を報じました。 それは、「ザ・ロック(ドウェイン・ジ...
【AEW】ジュース・ロビンソンが狂気との向き合い方を語る。「狂気の崖っぷちに一本の糸でぶら下がっている感じだ。なんとか抑えてるよ」
近年は狂気じみたキャラクターでファンを魅了しているジュース・ロビンソン。 AEW移籍後はジェイ・ホワイトやThe Gunnsと共にBang Bang Gangとして素晴らしいパフォ...