2024年のレッスルマニア40でローマン・レインズを下し、新時代のWWEの主人公となったコーディ・ローデス。
2022年のWWE復帰以降、彼は一貫して団体のビッグスターとしてプッシュを受け、ベビーフェイスとしてファンからの声援を浴びてきました。一方で、彼のヒールターンにも期待の声が多く、いつかその日が来るのを待ち望んでいる人は少なくありません。
レジェンドレスラーのリキシもその一人。出演したPoedcast番組の中で、彼はコーディの統一王座チャンピオンとしての活動を「10点満点中、6点」と評価し、将来のヒールターンに期待していることを語りました。
彼は一生懸命やっているとは思うよ。ベビーフェイスのチャンピオンであることは、大きなプレッシャーだ。ファンと握手をしたり、赤ちゃんにキスをしたりと、仕事は山のようにある。
それと同時に、団体の顔として多くの責任を背負っているんだ。最高のロール・モデルであり、チャンピオンであろうと努力している。
確かにコーディは素晴らしい選手だよ。でも、個人的には、ベビーフェイスよりもヒールの方が似合っていると思う。とてつもないヒールになれるよ。スマートな外見で、白人で、スーツを着こなしている。新時代のミリオンダラー・マンみたいな雰囲気だよね。「俺の言う通りにしろ。ほら、チップだ」と50セントを投げつけるような…。彼を嫌いになるのは簡単だと思うよ。
今日のプロレス界で観客からのヒートを得るには、演技力が必要だ。観客の感情を動かし、睨みつけるだけで観客を支配できる、会場全体を沸かせられるようになる必要がある。そこが他の選手との違いだ。
俺の目には、彼はベビーフェイスとして居心地の悪さを感じているように見えるんだ。リング上でのパフォーマンスは素晴らしい。彼には特別なものがある。ヒールに転向する日が来たら、本当に嬉しいよ。彼はヒールでこそ世界中の人たちに対して本領を発揮できるだろうから。
(WrestlingNews.co)