先日放送されたDynamite放送5周年記念大会で、2017年以来久々に対戦したウィル・オスプレイとリコシェ。
世界トップクラスのハイフライヤーである2人は、この試合で身体能力の限界に迫るようなパフォーマンスを披露。竹下幸之介の乱入により決着はつきませんでしたが、ファンを喜ばせる試合を見せてくれました。
この試合には、2016年の新日本プロレス・BEST OF THE SUPER Jr.で行われた2人による伝説の試合と同様に「アクロバティックすぎる」という批判の声もありましたが、2人は試合内容に納得しているようです。
最新のインタビューで、オスプレイは久々のリコシェとの試合を次のように振り返りました。
あの頃との違いは、自分がかなり年を取ったことだね。以前より少し動きが遅くなったかもしれないけど、遅くなったとはいえ、まだ世界のレスラー大半より速く動けるよ。
リコシェと初めて対戦したのは2013年のRevProだった。当時の自分は、学びたい、認められたいという思いに溢れた若者だった。
みんなが覚えているのは2016年のスーパージュニアでの試合だろうな。あれは基本的に「お前は自分のやり方で、俺は俺のやり方で。後楽園ホールのメインイベントで奇跡を起こせることを願おう」というものだった。そして実際にそれを成し遂げたんだ。
俺はいつもリコシェに敬意を表し、「彼の助けと指導がなければ、今の自分のキャリアはなかった」と言ってきた。いつも「彼と今戦ったら、どうなるだろう」というのが気になっていたよ。なぜなら、俺はもうあの頃のような試合はしていないからね。
今回の試合で、最初に2016年の試合の再現をした。俺にとってはファンサービスだったんだ。人気のある定番の動きを見せる、っていうね。スーパーヒーローランディングが終わった瞬間、「よし、どっちが上か確かめよう」って感じだったよ。爆発的な技の連続で、大舞台で我々がやるようなことをやった。
(Fightful)