2023年、MJFとアダム・コールの友情物語は多くのファンから愛されるストーリーでした。
年末にコールがMJFを裏切ってヒールターンしたことにより、MJFは絶対的ベビーフェイスの立場に。しかし、コールは足首の負傷からなかなか復帰できず、対立する2人の抗争はまったく計画通りに進みませんでした。
先日開催されたPPV・WrestleDreamでは、MJFがALL OUT以来の復帰。そして、コールが万全の状態で復帰し、ダニエル・ガルシアに襲いかかっていたMJFを追い払いました。この構造は、MJF=ヒール、コール=ベビーフェイス。2023年の関係は逆転したようです。
MJFの独壇場とおもいきや。
今日はそうはいきません。
アダム・コールが帰ってきました。アダム・コールの目はまっすぐにMJFを見つめています。#AEWWrestleDream
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レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、この立場の逆転はMJFのアイデアだと確信しているそうです。MJFはヒールになりたがっており、今ベビーフェイスを演じることを嫌がっているとか。確かに、会場のファンはMJFにブーイングを送り、コールの復帰を大歓声で迎え入れました。ちょっと奇妙ではありますが…。
MJFはクリエイティブへの発言権を持っているとされていますが、コールとの大切な関係を納得できる形で進めたいという思いがあるのかもしれません。
(Wrestling Observer, Wrestling Inc)