2020年から2022年にかけてWWEで活動したユニット、ハート・ビジネス。
MVP、ボビー・ラシュリー、シェルトン・ベンジャミン、そしてセドリック・アレクサンダーによるこのユニットはファンから高く評価され、ラシュリーはWWE王座のチャンピオンに、ベンジャミンとアレクサンダーはRAWタッグ王座を獲得するなど結果も残しました。
しかし、彼らは新型コロナウイルスのパンデミック終盤に解散。何度か再結成が示唆されたものの実現しませんでした。このことに、元メンバーたちはかなり不満を持っています。
MVP「ハート・ビジネスはWWEの上層部に潰されたのさ。今後については『乞うご期待』だね」
2024年8月にWWEから退団したMVPとボビー・ラシュリー。 2人のシェルトン・ベンジャミン&セドリック・アレクサンダーによるユニットは2020年から2022年まで活動し、ファン...
MVPやベンジャミンが先にデビューを果たしたAEWとの契約に合意したとされるラシュリーは、参加したサイン会で「ハート・ビジネスがWWEで再結成されなかったこと」について質問され、苦い思い出を語りました。
ある意味、侮辱されたようなものだよ。
俺たちは生の観客の前で一度も試合をしていないんだ。パンデミック中、多くの選手が家に留まって「あれもこれもやりたくない」と言っている中、俺たちは「仕事だ。行こう」と言っていろんなことをやったんだ。ショーの半分は俺たちの担当だったよ。
パンデミックが終わってみんなが戻ってきて、「さあ、仕事する準備ができたぞ」と言い出した。でも、あの危険な時期に時間を費やして頑張ってきた選手たちはどうなるんだ?俺たちは無視されたのさ。ちょっとした侮辱だよ。
ユニットを再結成して、大きなことができたと思う。でも、WWEは俺たちを望まなかったのさ。人それぞれ好みが違うものだ。体制が変わった時、HHH体制は俺のことをあまり評価していなかった。
(Fightful)
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