ランディ・オートンとのタッグチームRKBroでファンから高い人気を得たマット・リドル。
もともと人気の高い選手だった彼ですが、オートンとのタッグでその魅力がさらに引き出されることになりました。近年のWWEでも特に優れた化学反応が起きた例だと言えるでしょう。
しかし、もともとオートンはリドルのことを好ましく思っていませんでした。彼らはなぜ親しくなり、RKBroを結成したのか?リドルは、最新のインタビューでオートンから好かれるようになった経緯を語りました。
実際に試合をする前、ランディは俺のことをあまり好ましく思っていなかった。彼がロッカールームに来た時、みんな握手してたのに俺だけヘッドホンをしてたからだと思う。失礼だと思われたんだろうな。
俺はオタクみたいに近寄りたくなかった。そういうのはやりたくなかった。だから頷いただけ。握手のタイミングを待ってたんだけど、彼はそれを失礼だと受け取ったみたいだ。無視したわけじゃないのにね。
その後、俺はアスカとのプロモーションで台詞を忘れた。日本のロボットについての長いセグメントがあったんだけど、忘れちゃった。生放送だと知らなくて、収録だと思ってたからその場を適当にやり過ごしたんだけど……「やばい、多分まずいことになる」と思った。
ロッカールームに戻った時、最初に何か言ったのはランディだった。「計画的だったのかは知らないけど、お前がここに来てから一番面白いことをやった。今までで最高のプロモーションだったよ」って。それで、「少なくともランディは気に入ってくれた」と思った。
そしてビンスや他のクリエイティブチームのみんなも俺のミスを楽しんでくれていたことを知ったんだ。
あの有名なセグメントがきっかけで親しくなり、人気チームの誕生につながっていった…というのは、災い転じて福となすの実例ですね。
(Fightful)