新日本プロレス・Power Struggleのバックステージで喧嘩し、因縁がさらに深まったケニー・オメガとゲイブ・キッド。
以前から自分のことを挑発してきたゲイブに対し、ケニーは新日本プロレスのインタビューで「グレッグ」と名前を間違えて呼んでしまいました。それが外部の怒りを買い、喧嘩に発展。その後、二人は各メディアでお互いのことを批難し合っています。
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Fightfulによるインタビューで、ケニーはゲイブとの騒動について語りました。表沙汰になるべきことではなかったと考えていること、名前を間違ったのは故意ではないこと、ゲイブは自分の復帰戦の相手にふさわしくないと考えていることを明かしています。
以前から何度も言っていることだけど、ロッカールームで起こることの中には一般公開すべきではないこともあるんだ。これはロッカールーム内のいざこざの一つで、世間に見せる必要はなかった。もっと違う形で対処できたはずだよ。本当に馬鹿げてる。
ある日、俺は新日本のオフィスでいろんな映像を撮影していて、その中で「興味のある新日本プロレスの若手の名前は?」と何度も聞かれた。
俺は常に若手たちを支援し、次世代の台頭のために尽力する立場の男だ。日本語と英語を切り替えながらの対応で混乱し、咄嗟に「グレッグ・キッド」と言ってしまったんだよ。カメラが回っているのを見て、すぐに「これは使わないで」と伝えた。新日本の誰かの名前を知らないかのように放送されるのは望ましくないからね。
実際、プロレス界にはゲイブよりもグレッグという名前の方が多いんだよ。レスラーには多くのグレッグがいるけど、ゲイブと言えば裏方たちの顔しか思い浮かばない。名前を次々と挙げている時に、ゲイブではなくグレッグが出てしまうのは自然なことだと言えるね。
名前を間違ってしまった後、その場にいたクリス・チャールトンだったと思いますが、「あ、ゲイブだよ」と訂正された。みんな笑ってたし、俺も笑った。「やばい、これは良くない。カットしよう」と言ったよ。でも結局使われてしまったか、誰かがゲイブに「お前の名前を間違えてた」と伝えたようだね。申し訳なく思ってるよ。
AEWと新日本プロレスの合同興行Wrestle Dynastyを宣伝しているのに、一緒に仕事をする相手を知らないように見えるのは、我々の利益にはならない。2つの団体を平等に宣伝しようとしているんだから。
そんな中でのミスは俺の落ち度だ。公になるべきではなかったし、俺も使用しないよう念押ししたんだけどね。
ゲイブ・キッドという男は、注目すべき存在ではあるけど、まだタイトル戦線には入っていない段階だろ?日本国内ではよく知られた顔かもしれないけど、国際的にはまだ無名だ。
陰謀論者みたいなことは言いたくないけど、ゲイブの評判を聞く限り、どこまでがキャラクターで、どこまでが本人なのか分からない。常に正気ではないと聞いてるよ。目を見れば分かる。名優なのか何なのか…、「狂気の目」をしてる。それもあって、あいつのことは信用できないんだ。
俺の復帰戦の相手として適切だとは思わない。俺は憩室炎という命に関わる病気から復帰するんだ。プロレスと本物の喧嘩は似て非なるもの。あいつがもし本当に俺と戦いたいなら、すでにその挑戦は来ているはずだ。ロッカールームの片隅か道場で決着をつけていただらう。
ゲイブはわずかな間の注目を集めた。おめでとう。でも俺はそれより、AEWと新日本の関係の方を重視してるんだ。
ゲイブは、俺が大金を生む試合を探さないのはプロフェッショナルじゃないと言ってるよね。鏡を見て物を言えよな。彼がプロレス界でいつ金を稼いだっていうんだ?
騒動の発端となったミスを謝罪しつつゲイブを挑発。二人の関係はいつ決着を迎えるのでしょうか?ゲイブは現地1月5日開催のWrestle Dynastyで対決する気満々ですが…。
(Fightful)
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