かつて新日本プロレスやプロレスリング・ノアで活躍したランス・アーチャーとデイビーボーイ・スミス・ジュニアのタッグチーム「キラー・エリート・スクワッド」。
2019年にスミスが新日本から退団したことでタッグとしての活動は終了しましたが、ファンの間では復活を望む声が少なくありません。現在、アーチャーはAEWで、スミスは全日本プロレスで活躍中。再会は簡単ではないかもしれません。
少なくとも、スミスは今もタッグチームの再結成に興味を持っています。最新のインタビューで、彼はこの件について語り、AEWとの距離感や全日本への考えなども明かしています。
これまでにも、いろんな人たちから再結成についてされたよ。
AEWと何かをやることに関して、俺は全く問題も抵抗もない。MLWで働いてる時も、新日本から遠征したくきた多くのレスラーたちと仕事してきたし、新日本についても悪く言うことは何もない。彼らが仕事をくれたことには本当に感謝してる。
ただ、2019年に契約期間が満了して…俺と彼らの間には多くの仲介人がいて、色々と混乱があった。彼らは俺との関係を広げたいとは思ってなさそうだったし、俺も次に進む準備ができてたから、時間切れってことになった。でもAEWは可能性としてはある。
イギリス出身の俺がAEWのイギリス大会All Inに出場しないのはなぜ?と考えるファンもいるみたいだね。大きいのは、ここ一年くらいMLWで仕事をしてたってことなんだ。
AEWの立場なら、俺を出場させないのは理解できる。俺を一回だけショーに呼んで勝たせるなんて無理だろう。それに、俺がいなくてもチケットはたくさん売れていたんだ。もちろん、俺がいればプラスにはなっただろうけどね。
それにMLWの立場から見ても、俺がAEWの大きな大会に出て負けたら、MLWにとって何かプラスになるのか?露出は増えるかもしれないけど、彼らに敬意を払うと、ちょっと難しい状況だったんだ。
1回限りじゃなくて、例えばランス・アーチャーとのタッグとか…そういう形もあり得るかもしれない。でも彼は契約選手だからな。
1回限りの試合なら、俺はやる気だよ。でも今は全日本にいる方がいいかもしれない。ここでの生活の質や、個人的な成長を考えると、全日本プロレスで続けるのが一番いいと思う。
もしAEWで年間のタッグトーナメントがあれば、そこに参加することもできるかもしれないね。全日本の契約が終わったら、AEWに行くかもしれない。わからないけど、それに対して全く反対はしてないよ。
ランス・アーチャーとの再タッグは過去にも上手くいったし、俺が行けばAEWにとって新鮮な風になるかもしれない。やる気はあるけど、声がかかってないし、うまく行かなかっただけなんだ。
(Fightful)