46歳の現在もWWEのトップスターとして活躍中のCMパンク。
2014年から2021年までプロレス界から離れていた彼は、若い頃と比べるとできること・できないことも変わってきました。それでもファンを魅了するカリスマ性は衰えず、WWE復帰後にはセス・ロリンズやドリュー・マッキンタイアとの抗争で実力を示し続けています。
アラフィフに差し掛かった彼にとって、「引退」は切実な問題です。いつまでキャリアを続けるのか?そもそも、身体はいつまで持ってくれるのか?こうした考えが頭をよぎる中でも、彼は「最後まで自分らしくあり続ける」ことに全力を注いでいます。
最新のインタビューで今後のキャリアについて質問された彼は、次のように語りました。
今は最高の気分だよ。「終末時計」が迫っているような気は全くしない。でも、去年のRoyal Rumbleでの怪我を考えると、この世界ではすべてが一瞬で終わる可能性があることも分かってる。次の試合が最後になるかもしれないし、それは誰にも分からない。
ジョン・シナが引退ツアーをやっているのを見ると、俺も同じ道を歩んでいるのかもしれないと思うよ。ただ、彼みたいに「これが最後だ!」とみんなに大々的に言うほど自分は自己顕示欲が強くないだけさ笑
俺は髪もヒゲも染めない。俺の白髪はこれまでの旅を物語っているんだ。この顔にはたくさんの傷跡があるが、それを消すつもりもない。俺の人生の証だからな。
15歳でデビューしたときも、46歳の今も、俺は俺だ。誰にも媚びない、唯一無二のCMパンクとして生き続ける。
(Wrestling Observer)
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