みんなのヒーローだったジョン・シナが悪の道を歩むようになり、これまでに決して聞くことのなかったヒールなプロモが大きな話題を集めています。ハリウッドで俳優としても活躍する彼は、これまでにない「役」に興奮しているようです。
ここ最近、シナはRAWへ毎週のように出演して観客やレッスルマニア41で対戦する統一王者コーディ・ローデスに強烈な言葉を浴びせています。WWEユニバースも、そして彼自身も、「ヒールとしてのジョン・シナ」を心から楽しんでいるように見えます。

「レッスルマニア41で統一王座を奪い、プロレスをぶっ壊す」と宣言したシナ。WWEを支えてきた看板選手のヒールとしての日々について、チーフ・コンテンツ・オフィサーのHHHはどう考えているのでしょうか。最新のインタビューで、彼はシナのヒールターンの裏側や期待感について語りました。
詳しい話はできないけど、あれは会話の中で自然と生まれたアイデアだったんだよ。シナ自身は「まさかそんな提案をされるとは思わなかった。面白いな」って感じだったよ。彼にとっては挑戦だったんだ。
ジョンは現状に満足するような人間じゃない。たとえヒールをやらずとも、ファンのために誠実にパフォーマンスはしていただろう。でも、心のどこかで「ただの日常の繰り返しだな」とも感じていたはずだ。
映画俳優が20回も同じような役を演じ続けると、やがて「またこのパターンか」となる。でもそこに突然、まったく新しい役が来たら?「これはやったことがない、面白いぞ」となる。それと同じだよ。
今のシナは、パフォーマーとして完全に「火がついてる」。彼が燃えてる。俺たちも燃えてる。だからこそ、この展開は特別なものになると思うな。
本来であれば、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)の提案によってヒールターンすることが検討されていたのは統一王者コーディでした。しかし、コーディがこれを拒否。シナは第二候補としてヒールターンしたとされています。

レッスルマニア41でのシナVSコーディ戦にはロック様や人気ラッパーのトラヴィス・スコットも関与することが期待されています。世界規模のビッグマッチへの道のりから目が離せません。
(Fightful)
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