2025年7月のAll Inで行われたオカダ・カズチカとケニー・オメガのシングルマッチ。AEW設立に大きく貢献したライバル関係の復活を、2人と盟友関係にあるヤング・バックス(マット&ニック・ジャクソン)は感慨深く見守っていまいた。
AEW設立の背景には、ケニーが新日本プロレスで伝説的な活躍を披露していたことが大きく影響しています。彼やバックス、コーディ・ローデスらThe Eliteの人気、ケニーとオカダ、ケニーとジェリコの対決は、AEWがここまで大きな団体に成長するまでに欠かせない要素となりました。
そんなケニーとオカダが、新日本ではなくAEWのリングで再び対決する…。世界中のプロレスファンが感じていたように、バックスも様々な思いを抱きながら試合を見守っていました。
最新のインタビューで、2人はこの試合について振り返り、その緊張と興奮を語りました。
ニック:自分の試合が控えている時と同じくらい緊張してたんだ。理由はよくわからないけど、これまでみたいにリングサイドに立てなかったからかもしれないね。それでも、また二人の試合を観ることができたのは本当に恵まれてると思う。あれが最後だったのかもしれないけど、とにかく見届けられたことが嬉しいよ。
マット:日本でしか観たことがなかった試合を、アメリカで目にするなんてね。現実とは思えなかったな。二人の試合は、結果的にAEWを築く革命を大きく後押ししたんだ。
マット:もしかすると最後になるかもしれない二人の舞踏を目にして、自分のキャリアや限りある時間を思い知らされた。共にロードを回った仲間たちが引退したり別の役割に移ったりしている中で、史上最高の二人がまるでエピローグのような試合を作り上げるのを見て「時間はどこへ消えたんだろう?」と思ってしまったね。想像以上に強い感情が込み上げてきたよ。

(Fightful)
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