膝の大怪我からまもなく1年。エディ・キングストンは愛するリングへ復帰するために懸命なリハビリに取り組んでいます。肉体だけでなく、精神的な困難も押し寄せている状況で、もがき苦しんでいるようです。
2024年、新日本プロレスのアメリカ大会でゲイブ・キッドと対戦した際に前十字靱帯断裂・半月板損傷の大怪我を負って長期欠場に入ったエディ。元々の予定では2025年春頃に復帰できるとされていました。
AEWのファンのみならず、世界中のプロレスファンから愛される熱血漢。誰もが復帰を待ち望んでいますが、彼はナーバスな気持ちと向き合っています。最新のインタビューで、彼はAEWへの想いや復帰への葛藤、そして心の支えとなっている存在について赤裸々に語っています。
正直に言うと、最近はAEWをほとんど見てないんだ。見たのはこの前のPPV・Revolutionくらいで、あれを見たとき、「俺、今の最前線で戦ってるみんなと並んで立てないな」って思った。自己嫌悪だよ。それ以来AEWのショーは見てなくて、この前のDynastyも見てない。今は、誰と抗争したいかとか考える余裕すらない。ただ、自分自身に勝ちたいんだ。
俺は生まれがどうこうって話はしない。いい地域で育ったしな。でも、自分を強く見せるためにあえて「ヤバい方」に行った。それが8歳、9歳の頃の俺の考えだった。だから、いざ抗争ってなったら、誰も俺と本気では張り合えないと思ってるよ。でもな、今の俺の身体じゃ、誰とも戦えない。まずはそこからだ。
ガールフレンドも最近ACLの手術を受けたばかりでさ、彼女とはそのことでよく話す。あとはイーサン・ペイジ、オルティズ、ホミサイド……あいつは俺の「守護天使」みたいな存在なんだ。なぜかいつもタイミングよく連絡してきてくれる。今の俺にはそういう人たちが必要だ。
また、彼は最近SNSで大きな話題になった「ジョン・モクスリーの背中に無数の釘が突き刺さる強烈なスポット」についても意見を述べています。
アレよりもヤバいことを、モクスリーは何度もやってるんだよ。何を今更…って思ったね。
俺が怪我をしてしまったのは、リングサイドに設置されたテーブルへのスープレックスだった。ああいうことは55回くらいやってたけど、今まではノーダメージだったのにあのときだけダメだった。そんなもんだよ。わざとじゃない限り、怪我は仕方ないものなんだ。
(Fightful)
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