AEW・All Inでカイル・フレッチャーを相手にTNT王座の防衛戦に挑むはずだったアダム・コール。しかし、ショー開催の直前に出場キャンセルが発表されました。
AEW入団後、常に負傷に苦しんできたコール。今回の欠場について詳細は明らかになっていませんが、レスリング・オブザーバーはCollision最新回でフレッチャーから受けたラリアットが原因で負傷した…と報じています。フレッチャーは、以前もコールに危険なエプロンパワーボムを食らわせ、AEW内部でも批判の声が上がっていたとされています。
All In終了後、トニー・カーン社長はコールの欠場についてコメントを求められ、次のように語りました。
彼は素晴らしいレスラーで、人間としても本当に立派な人物だ。正直に言えば、昨日の夜まではカイル・フレッチャーとの試合を予定通り進める準備をしていたんだよ。でも、深夜から早朝にかけて、彼と話し合ってこうなった。体調がすぐれないとうことで、最終的には「出場は難しい」と判断したんだ。
この手の負傷は本当に予測がつかない。だからこそ、アダムにはしっかり時間をかけて回復してほしいと思ってる。AEWにとって、本当に大切な存在だからね。
TNT王座戦が始まる前にリングに上がったコールは、
しばらくリングから離れなければならない。引退とは言いたくないけど、最後になってしまうかもしれないから、ファンのみんなに伝えたかったんだ。
とファンに語りかけ、事実上の引退も示唆していました。無事に復帰できることを願うばかりです。怪我が多く、本来の実力を存分に発揮できない状況は、見ている側も辛いですね…。
なお、TNT王座戦はフレッチャーの他にダニエル・ガルシア、サミー・ゲバラ、そしてダスティン・ローデスが出場。56歳の大ベテラン、ダスティンが勝利して新王者になりました。試合の内容や映像は以下の記事にまとめています。

(POST Wrestling)
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