Netflixは、7月29日から「WWE: “壮大なるドラマ”の裏側(WWE: Unreal)」の配信を開始します。
この番組では、2025年1月のNetflix版RAW初回配信、Royal Rumble、チェルシー・グリーンやシャーロット・フレアーらの挑戦、ジョン・シナの衝撃的ヒールターン、そしてレッスルマニア41の裏側が語られます。WWEユニバースが普段見ることのできないWWEの裏側を知るきっかけになるでしょう。

しかし、プロレスという複雑なジャンルにおいて、舞台裏を積極的に明かすことへの批判もあります。CMパンクも、この番組に反対の立場を取っているWWEスーパースターの一人です。
最新のインタビューで、彼は次のように語りました。
この番組に反対ってわけじゃない。ただ、俺のプロレス人生そのものが「ビジネスを守る」って教えの上にあるんだよ。昔からずっとそうだっただろ?
1920〜30年代にはもうプロレスが「仕組まれてる」って知られてたと思うし、「80年代に秘密が暴かれた」なんて話もあるけど、今さら隠すことでもない。知らないのは、よっぽど何も見てないやつくらいだろう。
俺にとってはすごく変な感覚だけどな。ずっと「ビジネスを守れ」って教わってきたからさ。撮影中も……いつどこで撮られてるのか全然分からなかった。誰がマイクつけてるかも分からない。カメラに向かって「おい、何してんだよ。撮るな、出てけ」って言ってる俺の映像だけで、相当面白いNG集ができると思うぞ。
一方、リア・リプリーは好意的な態度を取っています。
WWEっていつも新しいことに挑戦してるよね。今回のシリーズも、その「次の一歩」って感じ。全部見せるべきとは思わないけど、まだ私も観てないから、どんな内容かすごく興味がある。
いつもは裏側って極秘で、外に出さないようにしてるから、そこにカメラが入ってくるのはすごく奇妙だった。インタビューでの質問も、どう答えていいか分からないことも多くて。すごくワイルドな体験だったよ。でも、今はWWEも成長し続けるビジネスだからね。

(Fightful)
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