新日本プロレスのトップ外国人レスラーとして活躍中のデビッド・フィンレー。様々な経験を積み、ちょっとやそっとでは動じない…ものの、強烈すぎる痛みに負けそうになることもあります。
いくつもの名勝負に身を投じてきた彼は、人生で一度だけ、リング上で自分自身に「泣くな!」と言い聞かせたことがあるといいます。
それは、2022年のアメリカ大会Windy City Riotでのストリート・ファイト・マッチ。Fightfulによるインタビューの中で、彼は次のように語りました。
凶器ありの試合の話をしようか。何年か前のWindy City Riotでストリートファイトがあった。
俺とジュース・ロビンソン、ブロディ・キングが組んで、相手はジョナ(ブロンソン・リード)、シェイン・ヘイスト、バッド・デュード・ティト組だった。
コーナーでシェインとティトに両腕を押さえられて、ジョナに竹刀でぶっ叩かれた。あの瞬間、人生で初めてリングの中で「泣くな」って自分に言ったんだ。それぐらい痛かった。
で、ジョナは同じ場所にもう一発、さらに強く振り抜いてきた。マジで最悪だった。あれはキツかったね…。武器を使わない場面では特に思い出せるようなことはない。
新日本はとにかく打撃が強い団体だから、だんだん慣れてくる。「これは楽しくなかったな」って思う瞬間はあるけど、まあ全部がそうだよ。殴られて慣れていくんだ。
竹刀の痛みは相当なものですが、フィンレーを泣かせそうになるほどの痛みとは…。本当に恐ろしいですね。

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(Fightful)
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