先日、新日本プロレスはジェフ・コブの対談を発表しました。彼はWWEへ移籍する可能性が高いとされています。
カラム・ニューマンとのタッグでIWGPタッグ王座を獲得したばかりのタイミングでの退団となり、タイトルも返上することに。ちょっとドタバタしているように見えますが、退団発表までに何があったのでしょうか?
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、コブと新日本の間に「コミュニケーション不足」があった可能性を指摘。新日本がコブの退団時期を明確に把握していなかったことが、タイトル獲得直後の退団につながった可能性がある、としています。
新日本としては、ニューマンをプッシュする目的でコブとタッグを組ませ、タイトル戦戦で活躍することを期待していたといいます。本来であれば防衛に失敗した後でコブが退団する…という流れになったはずですが、コブは新日本の想定より早く退団することになった可能性があります。
また、彼がWWEへ移籍することになるとしても、なぜこのタイミングで退団することになったのでしょうか?メルツァーは、WWE側に「レッスルマニア41の週末にコブを起用する狙いがあるのかもしれない」と推測しています。WWEに「急かされた」形ですね。
そして、メルツァーは、今回のケースは2024年にステファニー・バッケルがCMLLの、2025年にリッキー・セインツ(リッキー・スタークス)がDEFYのタイトルを保持しながらWWEへ移籍したのと同様のケースであり、「WWEが他団体の事情など何も考えていないをことを示している」と指摘しています。
2025年3月に噂され始めたコブのWWE移籍。このような展開になったのは驚きですが、新日本プロレスのリングに上がる彼の勇姿を最後まで楽しみたいですね。新日本プロレスでのラストマッチは4月19日の後楽園ホール大会。棚橋弘至とのシングルマッチに挑みます。
(Wrestling Inc, Wrestling Observer)
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