レッスルマニア41でのコーディ・ローデスとジョン・シナの統一王座戦。ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)の登場に大きな期待がかかりましたが、彼は姿を見せませんでした。
ロック様から「お前の魂が欲しい」と誘われていたコーディは、Elimination Chamberでこの誘いを拒否。彼の代わりにシナがロック様へ魂を売り、ヒールターンしました。レッスルマニア41でも、ロック様が試合に何らかの役割を果たすのかと思いきや…。
パット・マカフィーの番組に出演した彼は、レッスルマニア41を割譲した理由を語りました。彼の役割はElimination Chamberで終わり、これからはあの2人の潰し合いだと思っていた…といいます。
Elimination Chamberの時点で、Final Bossは一歩引くべきだと判断した。俺たちは「コーディの魂」という軸を提示した。そこに戻るのは簡単だよ。
だから、あの後はすべてのスポットライトをジョンとコーディに譲ることにした。俺の魂でもコーディの魂でもない。二人がやるべきことをやる時間だと思ったんだ。
Elimination Chamberのあと、俺はジョンとコーディに電話した。「Final Bossの役目は終わった。俺は影に戻る。これからはお前たちの物語だ」と伝えたよ。あれは「レッスルマニアまでの通過点」じゃなく、「最も偉大なストーリーの一つ」だったのさ。
もちろん、レッスルマニア41に登場することもできたよ。でも、そうすれば「俺のための瞬間」になってしまう。今はジョンが主役だ。17回目の王者であり、ヒールとして「プロレスを破壊する」と宣言している。それこそが今の物語の核なんだ。
Final Bossはまた戻ってくる。でも今はその時じゃない。
ロック様にはロック様の考えがあり、レッスルマニア41には出なかった。では、彼はいつ戻ってくるのか?またシナとコーディの「魂」をめぐる問題が噴出し、悪魔のように再登場するのか…。今後の展開が楽しみですね。
(Wrestling Observer)
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