現地7月12日、WWEとAEWの間で激しいプロレス戦争が起きました。
AEWは年間最大興行All Inを「昼から」開催。一方、WWEは「昼に」NXT: Great American Bashを、「夜に」Saturday Night’s Main Eventを開催しました。All Inは約6時間の長丁場となり、結果的に1時間程度Saturday Night’s Main Eventと開催時間が被ることになりました。
この戦争の影響は、WWE側の結果に表れています。Programming Insiderによれば、Saturday Night’s Main Eventの全年齢視聴者数は約142.9万人。2025年5月開催の前回大会(約196.6万人)と比べ、50万人近く数字が落ちています。
Saturday Night’s Main Eventでは、ゴールドバーグの引退試合など注目のカードがいくつも行われました。しかし、 WWEとしても想定内だったはずではあるものの、AEWとの直接的なプロレス戦争を仕掛けたことにより、数字は低下することに。一方、All Inは約27,000人以上の観客を動員したとされています。
WWEの「AEWを妨害したい」という意図がどの程度の成果を得たかは分かりませんが、今後もWWEはAEWのPPVの同日に「後出しで」ショーをぶつけ続けるとされています。
(Fightful)
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