かつて新日本プロレスでタッグチーム「オージー・オープン」として活躍したカイル・フレッチャー。現在はシングルプレイヤーとして大プッシュを受けています。
彼がシングルへ転向するきっかけの一つに、相棒マーク・デイビスの負傷による長期欠場がありました。AEWトニー・カーン社長はフレッチャーの才能を活かして一人で活動させることを決断。フレッチャーは盟友ウィル・オスプレイを裏切ってドン・キャリス・ファミリー入りし、その後の活躍につながっていきました。
AEWと新日本プロレスの合同興行Forbidden Doorで、彼は高橋ヒロムを相手にTNT王座の防衛に成功。その勢いは留まるところを知りません。相棒の怪我により掴んだチャンスを無駄にせず、才能を発揮しています。
ショー終了後の記者会見で、彼はタッグレスラーの辛さやシングルプレイヤーとしての台頭について次のように語りました。
有名なタッグチームで活動する難しさの一つは、どちらか一人が欠けると一気に足止めを食らうことだ。マーク・デイビスはケガに本当に運が悪くて、友人としては見ていて辛かった。キャリアの面でも、そのたびに自分も止まってしまったんだ。
ただ、デイビスが負傷したときにトニー(カーン)が俺の可能性を見てチャンスをくれたのは幸運だった。そこからは与えられた機会を全力で活かそうとしたよ。
そして、少しずつチャンスが大きくなって、何とか期待に応えていくうちに今の形に自然とたどり着いたんだ。すごくクールな流れだったと思う。
(SESCOOPS)
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