AEW女子世界王座の初代チャンピオンである里歩は、小さな体格や幼く見えるルックスが度々話題になってきました。
彼女の実力は間違いないもので、名勝負をいくつも生み出してきました。しかし、一部のファンから「彼女がより大柄なレスラーたちと戦う姿には説得力がない」などと批判されてきた過去があります。
そんな中、元TNAのレジェンド女子レスラー、ゲイル・キムがX(旧Twitter)で大々的な里歩批判を展開しました。以前からAEWの日本人女子レスラーを「セックスドール」などと侮辱してきたジム・コルネットの発言を引用しながらの発言です。
言っておくが、私は長い間AEWを観ていない。ただ、里歩を観たときに、彼女に何か非があるわけじゃない。私はこの業界で成功したいすべての女子を誰よりも応援している。ただ、観ていて不快に感じたんだ。カメラがスカートの中を映してしまったり、いつもすごく幼い少女のような服装をしていて、不適切に思えた。
私はリアリティあるプロレスを好む。今はそうじゃない人も多いがね。だが、あの体格で「幼い少女」のように描かれた選手が、AEW女子部門の女子と戦うのは信じがたかった。比較すると、イヨ・スカイ、ミア・イム、アスカ、カイリ・セイン、ザイア・リーの試合はもっとリアルで、違和感なく観られるのにね。
この批判を「小さな体格を批判しているのだろう」と考えたとあるファンが、「里歩とAJリーは同じくらいの体格だよ」と指摘すると、キムはこう答えました。
彼女の才能を否定してるわけじゃない。私が言っているのは、数年前に観て感じた違和感のことだ。フリルのスカートを履いたすごく幼い少女のように見えて、カメラマンが尻を映していた。不適切だと感じたんだ。
これ以上、里歩のことについて語るつもりはない。もう意見は述べた。4つの投稿に分けて書いたから、理解できないなら見返してほしい。サイズの問題だけじゃなく、いくつかの要素が重なっていた。質問されたから答えただけだ。
彼女の里歩批判はSNSで賛否両論を巻き起こしています。里歩が批判されやすいレスラーなのは間違いありませんが、キムの「幼い少女に見える」「説得力がない」といった批判には、アレクサ・ブリスのギミックやキムのライバルたちなどを引き合いに出して「理に適っていない」と否定的な反応を示すファンも少なくありません。
さらに、AEW女子部門の、特に日本人女子レスラーの最大の守護者であるケニー・オメガは、
今日もまた、レジェンドがTKOからのギフト欲しさに「分裂芸」で炎上してるな…。
と、先日AEW批判が炎上したババ・レイ・ダッドリー(ブリー・レイ)に引き続きレジェンドがAEW批判を展開したことを揶揄。TKOはWWEの親会社です。
これに対し、キムは次のようにコメントしています。
もし他のやつらみたいに遠回しに言って誤解させようとしてるなら、ハッキリ言うぞ。お前は間違ってる。

(Wrestling Observer)
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