新日本プロレスやDRAGON GATEで活躍し、WWEを経てAEWへたどり着いたリコシェ。
好青年だからこそキャラクターが弱い…とされていた彼も、AEWでやさぐれヒールターンを経験して一皮むけ、SNSでの言動が注目を集める存在になりました。ギミックを噛ませているとはいえ古巣WWE批判も多いことから、一部で批判されることも珍しくありません。
しかし、その実力は間違いありません。とんでもない身体能力の持ち主である彼は37歳になった今も素晴らしい空中殺法でファンを沸かせています。それだけでなく、対戦相手の力を引き出すことにも長けており、MVPは彼のそうした側面を非常に高く評価しています。
リコシェはすごいよ、本当に。彼のボディコントロール、自分の体で何ができるか、受け身のディテール、例えばあのちょっとした余分なタメとか、彼は驚異的だ。俺たちのビジネスでは、すべてが本来あるべき形で機能している時、お互いを実力以上によく見せ合うものなんだ。
リコシェは、相手が実際持っている力よりも、はるかに上に見せてくれる。彼は今、キャリアで最高の仕事をしていると思うね。
MVP率いるハート・シンジケートはリコシェをメンバーに加える構想もあったとされていますが、実現しませんでした。大先輩たちを唸らせる才能は、今後もAEWで重宝されるでしょう。
(Wrestling Inc)
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