2024年にWWEと契約したランス・アノアイ。アノアイ・ファミリーの一員としてBloodline入りが期待されていました。
しかし、同時期にWWEと契約したヒクレオ(タラ・トンガ)と同様に、なかなかデビューのチャンスが巡ってきませんでした。彼は怪我が原因でアピールの機会すらなく、一度も出番がないまま2025年にWWEから解雇されました。
最新のインタビューで、彼はWWEとの契約が2年残る中で解雇されてしまったことを明かし、無念さを語りました。
契約はあと2年残っていたんだ。解雇の連絡を受けた日付は忘れたけど、その瞬間から、また一から出直しになるってことは覚悟したよ。
WWEにいられたことは幸運だった。幸せだったし、多くを学んだよ。あいにく、怪我の神様は俺の味方じゃなかったけどな。
アノアイの説明によると、WWEパフォーマンスセンターに入った最初の週にスポーツヘルニアを患ったといいます。その後、復帰許可が下りてわずか3週間後に今度は肩を断裂した。9月には再び復帰許可が出たものの、翌月に会社から解雇を言い渡されました。
怪我が全てを台無しにしたんだと思う。俺は会社に利益をもたらす以上に、コストをかけさせてしまった。俺はあの中では年長の方だったし、立て続けの怪我だったからな。
家族はすごく動揺していたよ、特に親父(サムゥ)がね。でも正直なところ、俺にチャンスが与えられなかったことを彼らはわかっていたんだ。俺があそこで成功できたはずだって知っていたからな。
俺はトップの一角になれたはずだ。ソロ・シコアと一緒にやれたかもしれないし、ローマン・レインズと組めたかもしれない。どこにだって行けたはずだ。そのポジションに置いてくれさえすれば、俺はやれたんだよ。
俺は止まらずに、インディーシーンでBloodlineを背負い続けるつもりだ。
(Fightful)
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