ステファニー・マクマホンは、もし娘たちがWWEスーパースターになりたいと望むなら全面的に支持するつもりでいます。しかし同時に、WWEを誰よりも理解している彼女は、娘たちが自分自身を証明するためにどれほどの努力が必要になるかも理解しています。
彼女と夫HHHの間には3人の娘(19歳、17歳、15歳)がおり、長女のオーロラは大学で理学療法を学びながら博士号の取得を目指しているといいます。しかし、母であるステフは、オーロラや他の子供たちが将来的にファミリービジネスに入ること、それもリングに立つ役割を担う可能性を否定していません。
自身のPodcast番組で「娘たちがレスラーになることを支持するか?」と問われた彼女は、次のように答えました。
ああ、全面的に支持するよ。つまり、相当な努力が必要になるだろうけどね。
率直に言って、有名な親を持つ子供というのは、このビジネスやそこにいる人々の真価を理解するためにより多くの信頼を勝ち取らなきゃいけないんだ。リスペクトというのは、与えられるものじゃなく、勝ち取るものだからね。毎日それを積み重ねなきゃいけない。その点では彼女たちにとってより困難な道になるだろうけど、私は完全にサポートするつもりだよ。
プロレスファンは私の家族みたいなものだ。地に足がついた人たちが集まる特別な環境だし、みんな特定の価値観を持っていて、自分が何を信じているか分かっている。その一部であれることはとても幸運だよ。だから、もし子供たちがその一部になりたいと言うなら、間違いなく背中を押す。
長女オーロラは幼い頃に「祖父ビンス・マクマホンのように、WWEを運営する立場で仕事をしたい」と言っていたそうです。オーロラはその後、ナタリアやシャーロット・フレアーと共にリングでトレーニングさえ積んでいたとか。
しかし、ビンスの性的暴行・性的人身売買の疑惑を巡るスキャンダルが発生し、彼がWWEを辞職する事態となった後、オーロラにとってWWEは以前ほど現実的な道ではなくなってしまったといいます。
オーロラはリング上での天性の才能があるよ。ナタリアが以前教えていたんだ。ずいぶん前のことだけどね。
それから父とビジネスにいろいろなことが起きて、私はWWEから離れることになった。特にオーロラに対して、そしてすべての子供たちに対して、あの一連の出来事がどれだけの影響を与えたか、私は必ずしも理解していなかったと思う。オーロラは常にビジネスを通じた未来の道を見ていたからね。
でも突然あんなことが起きて、その道が消えてしまった。彼女は焦点を変え、自分が何をするつもりなのか考え直さなきゃならなくなったんだ。
まあ、人生にはそういうことはあるものさ。常に変化し続けるものだからね。でも、彼女にとって突然道が閉ざされたように感じられたのは事実だ。だから、どうなるかは誰にも分からないよ。また戻ってくる道を見つけるかもしれないしね。シャーロットもナタリアも、彼女のリングでのセンスは天性のものだと言っていたよ。
いつか、オーロラがWWEスーパースターになったり、WWEの上層部として番組に登場する日は来るのでしょうか?シェイン・マクマホンの息子で大学アメフト選手のデクラン・マクマホンも将来的なWWEスーパースター転身をほのめかしていますし、次世代のマクマホン・ファミリーの動向にも注目です。

(Fightful)
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