NXTでスターとして活躍中のイーサン・ペイジが、WWEの根幹を成すシステムに反発しました。
WWEのメインとなる舞台はRAWとSmackDown。NXTはそこで活躍するための準備をする場、育成のためのブランド…という考え方は、WWE内外で浸透しています。
しかし、NXTで活躍するペイジは、「NXTイコール下部組織」という構造や、RAW・SmackDownに出演する選手を指す「メインロースター」という言葉への意義を唱えました。
「メインロースター」なんて言葉、廃止してやるよ。侮辱的だよね。俺が個人的にNXTで成し遂げてきたこと、そして今も成し遂げていることの顔に泥を塗るような言葉だ。
もしRAWやSmackDownといった他のブランドが、俺を必要としてショーン・マイケルズの元から引き抜きに来るとしたら、キャリア的にはただの「横滑り」に過ぎない。だって俺はすでに「メインアトラクション」なんだからな。
レベルアップなんて概念はないよ。今現在、ショーン・マイケルズはNXTに「WWE最高のレスラー」を揃えているんだ。俺は特定のチームでプレーしているだけさ。Bリーグにいるわけじゃない。NFLやMLB、NHLで別のチームでプレーしているのと同じことだ。
俺はチームのために勝ちまくっている。いずれトレードされるだろうとは思うが、俺にとってそれは横移動でしかないね。
「育成」って言葉にも腹が立つよ。俺を含め多くの人間が、俺こそが現在WWEで最高のレスラーだと信じているからだ。一体どうやったら、いわゆる「メインロースター」に俺より劣るレスラーが存在できるんだ? 育成が必要なのは、もしかしてあっちの連中なんじゃないか? そいつらが未熟だから開発が必要なんだろ。
俺は違う。俺はWWEで最高の一人、いや、最高のレスラーだ。自分のブランドに誇りを持ってるし、プロとして毎週稼ぐ給料だってかなりいい。
自身の能力に誇りを持ち、NXTでの日々に自信を持っているからこその発言。AEWからWWEへの移籍が大成功した例として、彼は語り継がれることになるでしょうね。
(WrestlingNews.co)
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