俳優としても活躍するレスラーの存在が珍しくなくなった今も、彼らは希望する役を得るために「普通の俳優にはない困難」を乗り越える必要があります。
ドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)、バティスタ、ジョン・シナらがハリウッドで大活躍する中で、レスラー出身俳優の地位は以前と比べはるかに向上しました。世間一般から受け入れられ、今後もハリウッドから声がかかり続けるでしょう。
しかし、コメディの才能を高く評価されるWWE女子スーパースターのチェルシー・グリーンは、ハリウッドで受けるオーデションに「難しさ」を感じています。
私の名前はチェルシー・グリーン。本名もチェルシー・グリーン。リングネームもチェルシー・グリーンなんだから。これは全然一般的じゃないことだ。だから良くもあり悪くもある。自分を切り離せないからね。
もし審査員が私を検索したら……特に二次審査に残った相手なら誰でも検索するだろうし、エージェントが良いと思って私を売り込んだ場合もそうだけどさ。「ああ、彼女はこんなにフォロワーがいるのか」ってなると思う。今はそれが重要だからさ。ハリウッドはフォロワーの多い人間を求めてる。
でも、その一方でレスラーは求めてないんだ。だからすごく奇妙な空気感だよ。有利に使える時は使うけど、そうじゃないと感じたら、その要素を完全に遮断する。だからネイルも全部外したんだ。つけまつげもしない。エクステもつけない。
オーディションに行く時は、どこにでもいる普通の一般人に見えるようにしてるよ。隣にいる女の子と同じようにね。Instagramで見せるような、何千倍も派手に着飾った姿より、そっちの方がマシだからさ。
レスラーには「レスラーとして活躍している姿」の強烈なイメージがついているため、起用する側にとっては難しい存在なのかもしれません。
しかし、リヴ・モーガンが三池崇史監督作で演技を賞賛されたように、そうした「偏見」に近いイメージをパフォーマンスで覆していくことはできるはずです。グリーンにも、それに貢献できる才能はあるはず…。
(Fightful)
あわせて読みたい

