近年のWWEは世界各地でのライブイベント開催を縮小しており、「私たちの街にWWEがやってきた!」とファンが喜ぶ機会、そして選手たちが怪我のリスクの直面する回数が減っています。
かつてのWWEでは、選手たちが年間200試合近くに出場するほど多くのライブイベントを開催していました。ファンとのローカルな交流やグッズ売上などメリットも多かったものの、利益率がいまいち高くないことや怪我のリスクから、現在のWWEはライブイベントに乗り気ではありません。
この方針に賛同する選手も多く存在する一方で、WWEの看板選手であるコーディ・ローデスは「寂しさ」を感じています。自身のPodcast番組にアンダーテイカーを招いた回で、彼は次のように語りました。
仲間の反感を買うのは分かってるけど、構うもんか。俺はあれがすごく恋しいんだ。プロレスのリズムを作る上で、ライブイベントが恋しいんだよ。
実際、怪我の予防にも役立っていたと思うし、単なる仲間意識だけじゃなく、「チームの一員だ」という感覚を作るのにも役立っていた気がする。週に1、2回しか顔を合わせないんじゃ、「お前はどのチームに属してるんだ?」って感じだろ?
昔は「これが俺たちのクルーだ。土曜も日曜も興行があるぞ」って一体感があった。時代が変わったのも、今の会社のやり方に特有の難しさや課題があるのも分かってる。でも、俺は寂しいんだ。
かつては、「おい、これ試してみようぜ」とか「今の歓声聞いたか?」みたいなやり取りがあった。こればかりは実験室じゃ再現できないものだ。ただ純粋に興奮しているファンの熱気とかね。
恋しいよ。もしかしたら、あの一時期だけの特別なものだったのかもしれないけどな。
WWEの親会社TKOは利益率を重視しており、RAWやSmackDownのチケット価格は高騰しています。庶民が会場でWWEを楽しむのは大変な時代になりました。そして、選手たちにも「昔は良かったな」という気持ちがある…。ライブイベントが観世湾になくなることはないでしょうが、希少価値は高まっています。
(Wrestling Observer)
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