今ではありふれた技となった”DDT”の開発者で、WWE殿堂入りレスラーでもあるジェイク・ロバーツ。現在はランス・アーチャーのマネージャー的存在としてAEW・Dynamiteに出演中です。
ロバーツはSportskeedaのインタビューの中でAEWについて語っています。一部を紹介します。
トニー・カーンについて
実際に「彼を呼びたい」と言ったのはカーンだったんだ。これは最高の賛辞だよ。ただ、俺の予想とは違っていてね。ダラス(・ペイジ)かダスティン(・ローデス)を通じて声がかかると思ってたんだけど、そうじゃなかった。カーンが呼んでくれたんだ。
重度のアルコール中毒からの更生を手助けしてくれたDDPにも感謝の言葉を述べていましたが、プヲタの社長の意志が強く働いていたのですね。
ランス・アーチャー & Codyのアングルについて
また、ロバーツは現在関与しているアングルについても語りました。
“Double or Nothing”(AEW旗揚げ興行)ではちょっとしたディーラーの役割をやったんだけど、あれは彼らがやっていることのためにカードを配っただけのいいものだった。でも、このアングル(アーチャーとCodyの抗争)に誘われたことは、もっと大きなことだった。これはビッグなものになるよ。まだ始まったばかりで、どう発展していくかはわからないけどね。
Codyのセコンドに付いているのはアーン・アンダーソンです。往年の名レスラー同士のやりとりにも注目ですね。
AEWのクリエイティブについて
また、ロバーツはAEWの番組作りについても言及しています。
彼らのやり方はオールドスクールなものだ。私の好きなスタイルだね。期待感を煽り続けるんだよ。WWEのように、ショーの最初で期待を煽り、それをその日の最後までに終わらせるのではなくてね(笑)時間をかけてきちんと作っていくから、人々の記憶に残るんだ。
CodyとMJFの抗争はかなり時間をかけて構築され、前哨戦の段階でファンの期待感は爆発していました。現在は、ハングマン・ペイジのヒールターンがほのめかされている状態です。WWEでもやっていることだとは思いますが、AEWのやり方のほうが好みみたいですね。
ロバーツのAEWでの活躍が楽しみです。AAへのDDT、AAからのスパインバスター……実現したらオールドファンは爆発するでしょう。