AEW世界王者のウィル・オスプレイが、現代のプロレスでは「ケーフェイ」を徹底して守る必要はないとの考えを示しました。その一方で、制作現場の細かな裏側まで公開する風潮には不満のようで、「ファンに見せるべき情報と、明かす必要のない情報がある」と主張しています。
近年のプロレス界では、SNSやドキュメンタリー番組を通じて、プロレスの舞台裏が広く公開されるようになりました。WWEではドキュメンタリー番組「WWE: “壮大なるドラマ”の裏側」が制作過程や選手たちの素顔を紹介し、AEWも「AEW: All Access」で選手たちの舞台裏を公開してきました。
こうした変化について、AEW世界王者のオスプレイはどのように考えているのでしょうか。ラジオ番組「Monsters in the Morning」に出演したオスプレイは、映画の楽しみ方を例に挙げながら、現代のプロレスにおける「ケーフェイ」のあり方を語りました。
もちろん、今の時代でもケーフェイを守ることはできると思う。でも、例えば映画館に行くときのことを考えてみてほしいんだ。
俺はアベンジャーズもスパイダーマンも好きだし、バットマンも大好きだよ。でも、映画を観に行って、いきなり「こいつらは業界の秘密を守ってないじゃないか」なんて思わないだろ?俺は、物語に引き込まれて、その世界に入り込めることを期待して映画館に行くんだ。
プロレスだって同じだよ。俺たちの興行を観に会場へ来たら、そこにいる俺たちはみんなキャラクターで、ショーを見せるためにいるんだ。
ときには、それがSNSにも広がっていく。選手がSNSでもキャラクターとして振る舞ったり、そこでプロモを披露したりする。それが別の媒体や場所にも広がって、宣伝にもつながるんだ。
舞台裏番組には不満「ただの自慢大会に見える」
とはいえ、オスプレイはすべての舞台裏を公開してよいとは考えておらず、特に番組制作の細かな仕組みまで明かすことには否定的です。
プロレスは進化したと思うんだ。昔はケーフェイを守る必要があったし、今でも守るべき部分はあると思っている。だからこそ、最近公開されているような舞台裏の映像は、正直あまり好きじゃないんだ。
ファンに見せるべきものもあれば、見せる必要のないものもあると思う。番組の進行合図がどうなっているかなんて、ファンが知る必要はない。いつCMに入るのかだって、知る必要はないだろう。そこまでファンに知らせる必要なんて……。
なんだか、ただの大きな自慢大会みたいに見えるんだよ。「カメラの裏側にいる俺たちが、どれだけすごいか見てくれ」ってね。もう黙ってろよ、と思う。

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(情報源: Monsters in the Morning / Fightful)





