ネット上には「表舞台で活躍する人」への感情があちこちに吐き捨てられています。誰もが誹謗中傷から逃れられないような世界が広がっているのです。
そうした世界を生きるパフォーマーは大変です。WWEにもそうした声を集めやすい選手が何人かいますが、シャーロット・フレアーはその中の1人でしょう。ブッキングや選手としての実力、そしてルックスに対しても「ケチをつける」どころではない意見を見ることがあります。
若手選手のリア・リプリーは、そうした声に対するシャーロットの姿勢を称賛しています。
彼女がやっていることは本当に素晴らしいし、自分を見失わないためにとても努力してるんだと思う。ネット上でたくさんの罵詈雑言が彼女に向けられていて、私たちもそのことに気づいてるけど、そんなことを書くなんて理解できないね。WWEで働いている人はみんなから無礼な態度を取られがちだけど、何なの?テレビ番組での選手の振る舞いと本人の実際の生活を混同しちゃってる人が多いよね。そんなのはフェアじゃない。
同僚として、シャーロットと一緒にリングに上がるのは大好きだし、本当にいろんなことを学ばせてもらってる。[…]さっきも言ったけど、彼女は気丈だし、とても自信に満ちあふれていて、尊敬するよ。これまでの苦労や彼女自身の強さ、誹謗中傷に耳を貸さない姿勢を知って感銘を受けたんだ。本当にすごいと思う。
「自分は正しいんだ」と思わせてくれるコメントもあるけど、ボディ・シェイミングみたいなのもあって、そういうのは嫌。ちっともありがたくないよね。褒めてくれる人もいるけど、それ以外は……「そこまでしなくていいじゃない!」って感じ。
シャーロットの場合はリック・フレアーの娘ということもあって「優遇されている」と見られがち。WWEにおいて有名選手の親族であることは有利に働くこともありますが、そればかりではありません。
(Fightful)