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【WWE】ミック・フォーリーによる団体批判に内部から不満の声。ブッカーTは賛同

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先日、ミック・フォーリーがWWEを批判する内容の動画を投稿したことが話題になりました。若手はWWEのクリエイティブを信用できていない、もはやWWEはレスラーたちが目指す場所ではなくなった……というものです。

【WWE】ミック・フォーリーによるWWE批判に賛否両論。「壊れてないなら手を加えるな」
2019年に旗揚げしたAEWが順調に成長する中で、WWEはプロレス界の絶対的立場を維持できるでしょうか? プロレス界の中心がWWEなのは言うまでもありません。これまでも、現在も、こ...

WWEはこのコメントをどう受け取ったのでしょうか。

Podcast番組「Mat Men」のアンドリュー・ザリアンによれば、団体内部には不満を感じている人たちがいるそうです。以前から、「WWE出身のレジェンドは団体を批判してはならない」という暗黙のルールがあるとされていましたが、現在もWWEとの契約下にあるフォーリーのコメントはこれに反するものです。それが気に入らないのでしょう。

フォーリーは、コメントを発表した理由について、以下のように語っています。

決断を迫られているトップスターの気持ちになり、AEWが最近獲得した選手をどう扱っているか、WWEが最近メインロースターに昇格させた選手たちをどう扱っているかを比較してみたんだ。もし俺がそういう立場なら、「自分のやってきたことが骨抜きにされたり、ジョークにされたりするリスクを取ってまでWWE残留という賭けをしたいのかどうかわからない」と思うだろう。

メインロースターとしての姿よりも、NXTの選手としての姿のほうが魅力的な選手がいて、それがもし意図的なものだとしたら、それは本当に大きな問題だよ。

フォーリーと同じくWWEのレジェンドであるブッカーTは、フォーリーの意見に賛成しています。

彼の意見には妥当性があると思うから、それについて話したい。あれは建設的な批判だった。意見に反対することはできないね。

プロレス界や若者について言うと、物事はとても早く変化するものなんだ。UFCが始まったのは20年くらい前で、その頃に5〜7歳だった子どもたちはUFCを見て心を動かされていた。中には、「ここで戦いたい」という思いに取り憑かれた子もいただろう。彼らにとって、UFCは新しいものだったんだ。今、AEWはその初期段階にある。子どもたちにとって、初めて目にするプロレスはWWEではなく、AEWかもしれない。そうしたジェネレーション・ギャップについて考えていかないと、船に乗り遅れるかもしれないぞ。

フォーリーがカリオン・クロスについて言ったことと同じことを、俺も何度も言ってきた。「壊れてないなら手を加えるな」だ。うまく行っているものに触っちゃダメだよ。そのままにしておくんだ。もし改良できるならすればいいが、そこから何かを抜き取っていはいけない。これは俺の意見だ。ミック・フォーリーに100%同意する。

Wrestling Inc, WrestlingNews.co

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