団体の盛り上がりを象徴するような数字が出ました。
現地時間9月8日に放送されたAEW・Dynamiteは、CMパンクの復帰戦、ブライアン・ダニエルソン & アダム・コールのサプライズ登場があったPPV「ALL OUT」明けの重要な放送でした。
ブライアンがケニー・オメガにYesロックを決め、ジョン・モクスリーが地元シンシナティで鈴木みのるを破ったこの日の平均視聴者数は約132万人。前週の視聴者数約105万人を大幅に上回り、2019年10月2日の初回放送で記録した約141万人に次ぐ番組史上2番目に多い数字でした。
それだけでも十分すごいことですが、もっとすごいのはここからです。アメリカのテレビ業界では18〜49歳のレイティングが非常に重要視されているのですが、この日のDynamiteは、この年齢層の視聴者数が約681,000人。これは、現地時間9月6日に放送されたWWE・RAWの約678,000人を上回っています。RAWの平均視聴者数は約185万人だったので、総合的に見ればDynamiteの視聴者数はRAWに敗れています。しかし、スポンサーが最も重要視する数字でRAWを上回ったのは快挙と言えるでしょう。
Dynamiteの初回放送がそうだったように、今回のレイティングが長続きするとは限りません。ただ、ALL OUTの衝撃がどれほど大きなものだったか、AEWに加わったレスラーの影響力がどれほど大きなものなのかを現す数字であることは確かです。
(Wrestling Observer)
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