現地9月5日に開催されたPPV「ALL OUT」はファンや業界関係者から非常に高い評価を得ています。ブライアン・ダニエルソン、アダム・コール、ルビー・ソーホー(ルビー・ライオット)、鈴木みのるがサプライズ登場し、CMパンクの復帰戦が行われ、ヤング・バックスとルチャ・ブラザーズが歴史的なスチールケージマッチを戦い、ケニー・オメガがクリスチャン・ケイジを相手にAEW世界王座を防衛。Cagematchのユーザーレビューでは10点満点中9.56点(記事作成時点)という数字で、「史上最高のPPV」と称されるレッスルマニア17(ユーザーレビュー9.57点)に匹敵する評価を得ています。
ショーの最後に用意されていた最大のサプライズはブライアンの登場でした。ワルキューレの騎行が会場に流れると、観客は大爆発。Yes!コールで彼を出迎えました。
当日、ブライアンは「様々な事情」によりショーをじっくり見ることができなかったそうです。最初から最後まで映像で観戦したのは数日後だったとのこと。Podcast番組に出演した彼は、その時の感想について次のように語っています。
あの夜はトレーラーの中で隠れていたから、ちゃんと見ることができなかったんだ。一応映像を見ることはできたんだけど、質が良くなかったし、色んな人が挨拶しに来ていたしね。
月曜日か火曜日にじっくり見たんだ。で、トニー(・カーン社長)に「今までに見た中で一番すごいPPVだったよ」と伝えたよ。俺は長年に渡ってプロレスを見てきたけど、そう思った。イベントそのものも素晴らしかったし、「うおお、なんてすごいイベントなんだ」と誰もが思うだろうけど、同時に今後の展開にもワクワクさせてくれたんだ。トニーには「こんなによくまとまったPPVは見たことないよ。抜きん出てる」って言ったよ。