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【AEW】ブライアン・ダニエルソンが考える「プロレスファンの行き過ぎた帰属意識とその問題点」

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プロレスに限ったことではありませんが、特定の団体やチーム・個人のことを愛するあまり、愛する対象以外のものについてネガティブな意見を持ってしまう人は一定数いるようです。また、何かが「嫌い」であることを前提とする集団が形成される、あるいは後天的にそうした集団意識の傾向が見られるようになる集団が現れることもあります。

AEWは「アンチWWE」の側面を持つ団体で、それを強く意識しているファンもいます。ロースターがWWEのことを褒めたらブーイングする。ここはAEWなのだからそれは当たり前…。

WWEからAEWに移籍したブライアン・ダニエルソンは、こうした傾向に「tribalism(部族主義、部族への帰属意識)」という言葉を当てはめています。

「以前働いていた団体が好きだ」と言ったら大ブーイングが起きたんだよ。でも、本当のことだからさ。これはプロレス文化に限ったことじゃなくて、今、この国には「自分はどこに味方するのか」というtribalismがあると思ってる。ほとんどの人は実際にはとても合理的で、どちら側も楽しむことができるんじゃないかな。でも、行き過ぎた人たちは批判的になる傾向があると思う。

どちら側も好きな人なら、SNSで物議を醸すような発言をして多くの反応を得ようとはしないだろう。「昨日のAEWは素晴らしかったけど、WWEも楽しかったよ」という発言には誰も何も言わないよ。

どの方向にしても、厳しい意見が目立ってしまう傾向にあるのはSNSのネガティブなところの1つだね。

tribalismはアメリカ社会の分断を言い表す言葉として使われることもあります。

海外サイトのコメント欄や掲示板を見ていると、WWEのファンとAEWのファンがお互いを攻撃しあっている光景を目にすることがあります。両団体のレスラーが挑発し合うこともあったので「ゲーム」として楽しんでいるファンもいるのでしょうが、ブライアンは真面目に受け止めているようです。

(参考: Wrestling Inc

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