今や、テレビ番組内で喫煙するのはかなりハードルの高い行為になりました。AEW・Dynamiteでは過去に出演者が番組内で葉巻を吸ったことが問題視されたことがあったそうです。
喫煙したのはクリス・ジェリコ。最新のインタビューの中で、彼は当時のことを振り返りました。
事件が起きたのは2019年10月30日放送回。当時トップヒールだったジェリコとThe Inner Circleの仲間たちが駐車場でダスティン・ローデスを襲撃するというセグメントがあり、その中でジェリコは葉巻を吸ったのです。「ワル」であることのアピールだったようですが……
Dynamiteは視聴率が良いから(放送局の)TNTは好き勝手にやらせてくれている。でも、怒られたこともあるよ。俺たちもバカじゃないし、テレビ局が気に食わないと思ったことは繰り返さないし、だからこそAEWは成功しているんだと思う。果敢に挑戦し、イチかバチかの賭けにビビらない。それでいて、してはいけないことをしてお仕置きされることもないんだ。そういうのは一回で学習する。
怒られた回数は多いわけじゃないし、俺がやったことについて「もうやるな」と言われたのは何回かだけだ。そのうちの1つは、駐車場でダスティン・ローデスをボコった後、帰るときに葉巻を吸った時。TNTは気に入らなかったんだな。番組で喫煙するのは許されないことだったから、めちゃくちゃ怒ってたね。吸っちゃダメなんだとよ!「マジか、よりによってそのことで怒ってるのか」と思ったね。TNTにしてみれば譲れないラインだったらしく、そういう演出はダメだって。もしまた吸ったら……「またやったらもう放送しない」と俺は言われたよ。理解した。もう吸う必要はない。あれはバカなことだからわざとやっただけなんだ。向こうも「バカなこと」だと思ってたようだな。
このシーンのことはよく覚えています。ダスティンの腕がとにかく心配でした…。少なくともDynamiteとRampageの放送中には二度と拝めないジェリコの貴重な喫煙シーンはこちら。直前のダスティン腕折りシーンから再生されます。
(参考: Fightful)