WWE時代から他団体への参戦を希望していたブライアン・ダニエルソン。AEW移籍にあたって、彼はインディ団体からのオファーを受けることができる契約を結びました。
しかし、それにはちょっとした制限があるようです。
レスリング・オブザーバーによれば、ブライアンが興味を示した「あるオファー」に対し、AEW社長のトニー・カーンは「AEWがその市場・地域で最初のイベントを開催するまではそこのインディ団体で働かないでほしい」と頼んだそうです。
その理由は、WWE退団後のブライアンがその市場・地域で初めてプロレスをするにあたって、他団体ではなくAEWのイベントでデビューしてほしいから、とのこと。まずはAEWのリングで試合をしてほしい、その後はいくらでもどうぞ、という考え方ですね。彼の価値を最大限に活用したいという意図がありそうです。
ここで言う「市場・地域」がどこを指しているのかは不明です。もしかしたらアメリカ国外かもしれませんね。AEWは2022年内にも初の海外遠征を実現させたいと考えており、第一弾としてイギリス遠征が計画されているという噂があります。
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ブライアンは以前から日本やメキシコでの活動に意欲を示しているので、もしかしたら「AEWが海外ツアーでその国を訪れるまでは待ってくれ」ということなのかも。実際のところがどうなのかはわかりません。
(Wrestling Observer, Cultaholic)
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