2022年4月にWWEへ復帰したコーディ・ローデス。
彼がWWEの外部で積み重ねてきた功績は非常に輝かしいもので、WWEの最高責任者ビンス・マクマホンをして「それこそ我々が買うものだ」と言わしめるほどの価値を持っています。AEW時代のキャラクターや入場曲をWWEに持ち込んだだけではなく、本来プロモ中に使うことを禁じられている「レスラー」や「ベルト」といった言葉まで使用可能という、これを「特権」と言わずしてなんと言うのか、というほどの力を持っているのです。彼とWWEが交わした契約はプロレスの歴史上最も複雑なものの1つとされており、今後もその詳細が明らかになっていくでしょう。
さて、復帰後の彼はRAWの一員として活動していくことになりますが、先日の報道では、彼はベビーフェイスとしてボビー・ラシュリーに次ぐ2番手にリストアップされているという話でした。
ブランドのトップベビーフェイスはラシュリーのはず。ブランドの顔であるべき存在はラシュリー……なのですが、アメフトリーグ「USFL」のテレビ中継中、WWEの広告が流された際、RAWの顔として画面に映し出されたのはコーディでした。SmackDownはもちろんローマン・レインズです。これは、WWEが「コーディこそRAW最大の呼び物だ」と考えていることを意味します。レインズに並び立つことができるのはコーディなのだ、と。
The advertisement on NBC for WWE. pic.twitter.com/lm6TJaNKRi
— Sean Slate (@slate_s42) April 17, 2022
彼がどれほどのプッシュを受けることになるのかはわかりませんが、とにかくアツい存在だと考えられているのは間違いなさそうです。
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