2019年に旗揚げしたAEWは、団体と所属レスラーたちが3年の長期契約を結ぶケースが多いのが特徴です。特に初期はその傾向が強かったため、2019年に団体と契約したほとんどの初期メンバーたちは2022年に契約満了を迎えることになります。
スコーピオ・スカイやヤング・バックスのように早々に契約延長に合意したレスラーもいれば、コーディ・ローデスのようにフリーエージェントとして団体に参戦し続け、その後WWEへの移籍を決めたレスラーもいる。そして、マルコ・スタント、ジョーイ・ジャネラ、ジャック・エヴァンスのように、団体との契約を更新せずに退団することになったレスラーもいるのです。3人は5月1日をもってAEWから退団。AEW公式HPのロースター一覧ページからプロフィールが削除されています。
そんな中、The Dark Orderのオリジナルメンバーとして知られるスチュ・グレイソンのプロフィールもロースター一覧ページから削除されたことが話題になっています。
2005年デビューの33歳は、タッグチーム「Super Smash Brothers」のパートナーだったイービル・ウノと共に2019年にAEWと契約。チーム名をThe Dark Orderへ変更し、ユニットとして活動するようになると、不気味集団だったはずがいつの間にか愛されるベビーフェイスユニットへ変貌するチームに欠かせない存在として活動を続けてきました。
しかし、2021年下半期からテレビ番組での試合が少なくなり、AEW Darkへの出場が中心に。報道によれば、今回、ロースター一覧ページからプロフィールが削除されたことは、ジャネラやエヴァンスと同様に退団を意味している可能性があるとのこと。AEWロースターも「グレイソンは退団した」と考えているようだ、という話もありますが、まだ誰も確固たる情報を手にしていないようです。
水面下で何かが動いているのか、それとも退団なのか。彼の今後はどうなってしまうのでしょうか。
(Cultaholic)