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【AEW】トニー・カーン社長が「テレビ番組で流血試合をすること」への批判に反論。「プロレスの一部であり、楽しさでもある」

インタビュー

2019年5月に開催されたAEWの旗揚げ興行「Double or Nothing」。ショーをスティールしたのは、コーディ・ローデスとダスティン・ローデスによるシングルマッチでした。

試合序盤にアクシデントで頭部から大流血したダスティンが見せた気迫、そしてそれを上回ったコーディの覚悟。実兄弟同士のドラマチックな試合はファンの心をつかみ、この年のマッチ・オブ・ザ・イヤーに選ぶファンも多かった印象です。

それ以降、AEWではレスラーが流血する試合がたびたび行われてきました。2021年にはブリット・ベイカーとサンダー・ロサがDynamiteのメインイベントで血みどろのデスマッチを演じ、勝利したベイカーはナチュラルスターへと成長していきます。そして2022年、ウィーラー・ユウタのBlackpool Combat Club加入に向けたストーリーの中で行われたユウタとジョン・モクスリーの試合では、ユウタが顔を真っ赤に染めるほどの大流血をしながらモクスリーに果敢に挑む姿がファンの心をつかんだのです。

このように、AEWにとって「流血」は重要なキーワードです。流血を避け、こうしたAEWの傾向に批判的なWWEとは対照的。「テレビ番組で流血試合をするのはどうなのか」という批判の声もあります。それらに対し、AEWのトニー・カーン社長が「News 12」によるインタビューの中で反論しました。

毎週のようにそういう試合が行われるわけではない。ビッグマッチの時、その内容がストリート・ファイトだったりとか、PPVの直前などでクレイジーな状況になって、大乱闘が起きた時だけだよ。

我々がフォーカスしているのはプロレスであり、素晴らしいインタビューであり、最高級のレスラーたちであり、たくさんのハイフライムーブであり、テクニカルな試合だ。クレイジーなケンカもその中の1つ。リング上での出来事に重点を置くことがほとんどだけど、たまに手に負えなくなる時がある。でも、ある意味、それはオールドスクールなプロレスだし、とても健全なことだ。我々のメディアパートナーやファンからの評判も良いよ。

ほぼ例外なく称賛されているし、流血がない時でも、我々は全体としてよくやっている。フォーカスするのはプロレスだ。ケンカばっかりじゃないけど、たまにオールドスクールな乱闘もある。それもプロレスというものの一部であり、楽しさでもあるんだと俺は思っているよ。

流血に制限をかけないことで生まれるバリエーションの豊富さ。AEWの魅力の1つです。

(Fightful)

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