開催された東京オリンピック・レスリング男子フリースタイル125キロ級にアメリカ代表として出場し、金メダルを獲得した22歳のゲイブル・スティーブソン。
2021年9月にWWEと契約した彼は、トップレベルのアスリートであること、金メダリストであることから、未来のスターとして非常に高い期待を背負っています。同年のドラフトでRAWから指名を受けた彼のデビュー戦はまだ行われていませんが、デビュー後すぐにプッシュを受けることは明白です。
そんな彼は、先月、WPW(ウォルフ・パーキンソン・ホワイト)症候群という病気の治療のため、心臓の手術を受けました。これは心拍が早くなる先天性の心疾患で、心房と心室の間に電気刺激を伝える余分な伝導路(副伝導路)が生まれつきあることで発生する病気です(参考:MSDマニュアル)。
彼がこの病気を持っていることは東京オリンピックの前からわかっていたそうですが、WWEの医療チームが長期の治療プロセスを彼に説明し、納得するまで手術を受けることはありませんでした。
WWEは彼に一流の心臓専門医を紹介し、手術は成功。ESPNによれば、彼はパフォーマンス・センターでのトレーニングを再開したそうです。デビューがいつになるかはわかりませんが、焦らずに力をつけ、ファンの前で堂々たるデビューを飾ってほしいですね。
(ESPN)
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