先日、The Kingdomのマット・テイヴェン、マイク・ベネット、そしてマリア・ケネリス・ベネットがAEWへサプライズ登場しました。
もともとはROHで活動していた3人ですが、2021年末をもってROHが運営体制を変えるべく活動を停止し、全所属レスラーとの契約を解消すると、活動の拠点をインパクト・レスリングへ移しました。
先日、3人はインパクトでの活動を終了。そしてAEW参戦となり、複数年でのフルタイム契約に合意したとされています。マリアは以前からトニー・カーンAEW社長が買収したROHで働きたいと発言していたので、そうした役割を期待しての獲得だったのかもしれません。
報道によれば、3人の獲得にはFTR(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)が深く関与したとのこと。2人はAEWに対してThe Kingdomとの契約をプッシュしたのだそうです。
彼らの意見が団体を動かしたのは今回が初めてではありません。2021年にはハーウッドがジャングル・ボーイ格上げのために2人のシングルマッチをトニーへ提案し、それが実現したこともあります。
今回のThe Kingdomの入団に関するすべての功績がFTRにあるわけではありませんが、このような意見を上層部に上げるとこのできる環境だ、ということを改めて証明するニュースでした。
(Wrestling Observer, Wrestling Inc)